子猫との新しい生活、ドキドキとワクワクでいっぱいですよね。 しかし、同時に「しつけはいつから始めたらいいの?」「どうやって教えたらいいの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
子猫のしつけは、ただ単にルールを教えるだけでなく、子猫が安心して暮らせるように、飼い主さんとの信頼関係を築く大切な時間です。 特に、生後まもない時期は、子猫の性格や行動パターンが決まる「社会化期」と呼ばれる大切な時期。
この時期に適切な関わりをすることで、成猫になってからも飼い主さんと良い関係を築き、 問題行動の少ない、穏やかな猫に育ってくれます。 この記事では、子猫の月齢に合わせたしつけのポイントを徹底的に解説。 初めて猫を飼う方でも、すぐに実践できる具体的な方法をまとめました。
子猫の個性を見極めながら、焦らず、楽しくしつけを進めていきましょう。 きっと、かけがえのない家族として、より深い絆を育むことができるはずです。
【月齢別】子猫のしつけ方:0〜6ヶ月までの成長段階に合わせたポイント

1. 生後0〜2ヶ月|子猫のしつけは親猫から学ぶ【触れ合い方】
この時期の子猫は、まだ目が開き始めたばかりで、親猫や兄弟猫と一緒に過ごす中で、 猫としての基本的な行動や社会性を学んでいきます。
人間にできることは、親猫の代わりになることです。 優しく声をかけ、ゆっくりと撫でてあげましょう。 この時期の温かい触れ合いが、人間への信頼感を育む第一歩になります。
ただし、まだ体が小さく、体温調節も上手くできないため、 長時間抱っこしたり、無理に遊びに誘ったりするのは避けましょう。 子猫が安心できる環境を整え、そっと見守ることが大切です。
2. 生後2〜3ヶ月|社会化期に始めるべき遊びとトイレのしつけ
生後2ヶ月を過ぎると、子猫は好奇心旺盛になり、 周囲の様々なものに興味を持ち始めます。
この時期は「社会化期」と呼ばれ、新しい環境や人、 音などに慣れさせる絶好のチャンスです。 猫じゃらしやボールなどのおもちゃで遊びながら、 「遊び方を学ぶ」しつけを始めましょう。
トイレのしつけもこの時期が適しています。 食事の後や朝起きた後など、子猫がトイレに行きたくなるタイミングで、 優しくトイレに連れて行き、教えてあげましょう。
3. 生後3〜4ヶ月|噛み癖・イタズラを直す効果的なしつけ方
この時期は、歯の生え変わりや遊びの延長で、 人や物に噛みつく、イタズラをするなどの行動が増えてきます。
もし噛んできたら、「痛い!」と短く、少し大きめの声で伝えてみましょう。 そして、その場を離れることで「噛むと遊びは終わってしまう」 ということを子猫に学ばせます。
また、噛んでもいいおもちゃや、爪とぎを用意してあげることが大切です。 噛み癖を直すには、叱るだけでなく、 代わりになるものを与えることが成功の秘訣です。
4. 生後4〜5ヶ月|思春期の子猫との向き合い方としつけのポイント
生後4〜5ヶ月頃になると、子猫は思春期に入り、 これまでのように素直に言うことを聞かなくなることがあります。 遊びの力が強くなり、爪を立てたり、本気で噛みついたりすることもあるでしょう。
この時期は、子猫の成長を尊重し、適度な距離感を保つことが大切です。 無理に押さえつけたり、力でねじ伏せたりすると、 かえって信頼関係を損ねてしまいます。
問題行動が見られたら、まずは原因を探ってみましょう。 退屈しているのかもしれませんし、何か要求があるのかもしれません。 遊びの時間を増やしたり、環境を見直したりすることで、 思春期を乗り越える手助けをしてあげてください。
5. 生後6ヶ月以降|成猫に向けたしつけの仕上げと注意点
生後6ヶ月を過ぎると、子猫は心身ともに成猫へと近づいていきます。 これまでのしつけを定着させることが目標です。 トイレや爪とぎの場所、食事の時間など、 毎日の生活リズムを一定に保つことで、子猫は安心感を覚えます。
また、去勢・避妊手術を考える時期でもあります。 手術の前後で行動パターンが変わることもあるため、 子猫の様子をよく観察し、必要に応じて獣医師さんに相談しましょう。
この時期のしつけは、新しいことを教えるというより、 これまでの学びを継続させることに重点を置きます。 焦らず、ゆっくりと見守ってあげてください。
子猫のしつけでやってはいけないこと!失敗しないためのNG行動リスト

6. 叩く・大きな声を出す|恐怖心を与えてはいけない理由
子猫がイタズラをしたとき、ついカッとなって叩いたり、 大きな声で叱ってしまったりすることがあるかもしれません。 しかし、これは絶対にやめてください。
子猫は、なぜ怒られているのかを理解できません。 「この人は怖い」「何をするかわからない」と、 飼い主さんに対して恐怖心を抱くようになってしまいます。 その結果、隠れるようになったり、 逆に攻撃的になったりすることがあります。
しつけは、子猫との信頼関係を築くためのもの。 恐怖で支配するのではなく、根気強く、優しく教えることが大切です。
7. 無視する・ケージに閉じ込める|問題行動が悪化するNG対応
子猫が問題行動を起こしたとき、「無視するのが一番」 「ケージに閉じ込めて反省させる」と考える人もいるかもしれません。 しかし、これも逆効果です。
子猫は、飼い主さんに注目してもらいたくて、 わざとイタズラをすることがあります。 無視をすることで、その欲求が満たされず、 よりエスカレートしてしまう可能性があります。
また、ケージに閉じ込めることは、子猫に大きなストレスを与えます。 ストレスは、さらなる問題行動の原因にもなりかねません。 正しい方法で、子猫と向き合うことが重要です。
8. 叱るタイミングを間違える|効果のない叱り方とその理由
子猫のしつけで最も重要なことの一つが「タイミング」です。 例えば、子猫が留守中にイタズラをして、 帰宅後にその痕跡を発見したとします。
このとき叱っても、子猫はなぜ叱られているのか理解できません。 「ただ怒られた」という嫌な記憶だけが残り、 しつけの効果はゼロです。 叱るのは、問題行動をまさにしているその瞬間だけにしましょう。
「いけない」と短く伝え、その場から離れるなど、 問題行動を中断させるように働きかけることが大切です。
9. 人間の食べ物を与える|健康を害するだけでなくしつけにも悪影響
「うちの子はグルメだから」「おねだりされたら断れない」と、 ついつい人間の食べ物を与えてしまうことはありませんか? しかし、これは子猫の健康を害するだけでなく、しつけにも悪影響を与えます。
人間が食べるものには、猫にとって有害な成分が含まれていることがあります。 また、猫にとって必要な栄養素が不足し、肥満や病気の原因にもなりかねません。
さらに、「おねだりすればもらえる」と覚えてしまい、 ご飯の時間以外にも鳴いたり、騒いだりする原因になります。 心を鬼にして、猫には猫用の食べ物だけを与えるようにしましょう。
10. 過剰に甘やかす|自立心を妨げるNG行動と解決策
子猫が可愛くて、ついつい甘やかしてしまう気持ち、とてもよく分かります。 しかし、過剰な甘やかしは、子猫の自立を妨げてしまいます。 例えば、「抱っこしてあげないと眠れない」 「遊んであげないとずっと鳴いている」といった状態になってしまうことも。
甘やかしすぎず、適度な距離感を保つことが大切です。 もちろん、愛情を注ぐことは大切ですが、 子猫が一人で遊ぶ時間や、安心して眠れる場所を作ってあげることも、 飼い主さんの大切な役割です。
子猫の成長を見守り、自立心を育んでいきましょう。
まとめ:子猫のしつけはいつから?月齢別のやり方と注意点を徹底解説!
この記事では、子猫の月齢に合わせたしつけのポイントや、 やってはいけないNG行動について解説してきました。
子猫のしつけは、決して一朝一夕で完成するものではありません。 子猫の個性や成長に合わせて、少しずつ、根気強く向き合うことが大切です。
もしうまくいかないことがあっても、決して自分を責めないでください。 「猫も人間と同じように、失敗を繰り返しながら成長していくんだ」 と温かい目で見守ってあげましょう。
大切なのは、飼い主さんとの信頼関係を築くこと。 子猫は、飼い主さんの愛情を敏感に感じ取ります。 「この人と一緒なら大丈夫」と思ってもらえるような、 安心できる存在でいてあげてください。
この記事が、子猫との幸せな生活を送るための一助となれば幸いです。 焦らず、ゆっくりと、世界に一つだけの素敵な家族の絆を育んでいってください。



