【徹底解説】猫のマイクロチップ装着費用はいくら?相場・登録料・補助金情報を網羅

「うちの猫にもマイクロチップを入れなきゃいけないの?」

2022年の法改正により、猫のマイクロチップ装着が義務化され、費用や手続きについて疑問を持つ飼い主さんが増えています。大切な家族である愛猫のためとはいえ、体内に異物を入れることや、かかる費用について不安を感じるのは当然のことです。

本記事では、そんな皆さまの不安を解消するため、猫のマイクロチップ装着にかかる費用を「本体価格」「施術料」「登録料」と細かく分解して徹底解説します。動物病院での一般的な相場から、見落としがちな登録費用、さらには費用を抑えるための自治体の補助金情報まで、費用に関する疑問をすべて解決します。

また、費用だけでなく、「装着は本当に安全なの?」「迷子になったとき本当に役に立つの?」といった、装着の必要性やメリット・デメリットについても深掘りしていきます。この記事を読めば、愛猫にマイクロチップを装着すべきか、費用はいくらかかるのかが明確になり、安心して次のステップに進むことができるでしょう。


目次

猫のマイクロチップ装着にかかる費用【内訳】と支払い総額の目安

1. マイクロチップ装着費用の基本!「本体価格」と「施術料」はいくら?

マイクロチップを装着する際、まず必要になるのが「チップそのものの代金」と「獣医師による施術料」です。

マイクロチップ本体の価格は、種類にもよりますが、おおよそ1,000円から3,000円程度が目安とされています。これは病院側が仕入れる際の費用です。

これに、専用の注射器でチップを皮下に埋め込む「施術料」が加算されます。動物病院によって自由診療のため幅がありますが、この施術料を含めた合計で、3,000円から10,000円程度が一般的な相場です。

費用は地域や病院の料金設定で変わるため、事前にかかりつけの病院に確認しておくことをおすすめします。


2. 忘れちゃいけない!【登録料】オンラインと郵送で変わる金額差

マイクロチップを装着したら、その識別番号と飼い主情報を国のデータベースに登録しなければ意味がありません。このとき必要になるのが「登録料」です。

この登録料は、申請方法によって大きく金額が変わるのがポイントです。

オンライン(インターネット)で申請する場合は、数百円程度(例:300円)と非常に安価に済みます。

一方で、紙の申請書を郵送する場合は、1,000円から1,500円程度と割高になります。

費用を抑えたい方は、オンラインでの手続きを選ぶのが賢明です。この登録を怠ると、せっかくチップを入れても迷子時に役立たないため、忘れずに行いましょう。


3. 「鎮静・麻酔代」は必須?性格別に追加でかかる費用

マイクロチップの装着は、通常の注射よりやや太い針を使うため、猫が嫌がって暴れてしまう可能性があります。

特に、極度に怖がりな猫や、警戒心が強い猫の場合、安全かつ確実にチップを埋め込むために「鎮静(軽い麻酔)」が必要になることがあります。

鎮静を行う場合、当然ながらその鎮静処置にかかる費用が追加されます。これは数千円から、使用する薬剤や時間によって変動します。

避妊・去勢手術など、すでに麻酔をかける予定がある場合は、そのタイミングで同時に装着してもらうと、鎮静費用を抑えることができます。まずは愛猫の性格を獣医師に相談してみましょう。


4. 猫のマイクロチップは保険適用外!全額自己負担となる理由

ペット保険に加入している飼い主さんが気になるのが「マイクロチップの費用は保険で賄えるのか?」という点でしょう。

結論から言うと、猫のマイクロチップの装着費用は、ほとんどの場合ペット保険の補償対象外となります。つまり、全額自己負担となるのが一般的です。

その理由は、マイクロチップ装着が「病気やケガの治療」ではなく、「個体識別と予防措置」と見なされるためです。狂犬病ワクチン接種などと同様に、予防的な医療行為や行政手続きに関連する費用は、保険適用外となるケースが多いのです。

そのため、費用については、あらかじめ保険に頼らず全額を予算として確保しておく必要があります。


5. 合計でいくら?猫一匹あたりの支払い総額シミュレーション

ここまで見てきた費用の内訳をまとめ、猫一匹あたりの「支払い総額」をシミュレーションしてみましょう。費用は大きく分けて「装着費用」と「登録費用」の2つです。

項目費用(安価な場合)費用(高価な場合+鎮静)
装着費用(本体+施術料)3,000円10,000円
登録費用(オンライン申請)300円300円
追加費用(鎮静・麻酔代)0円5,000円
合計3,300円15,300円

ご覧の通り、猫の性格や病院、申請方法によって総額は大きく変動します。

最も安ければ数千円程度ですが、鎮静が必要な場合や高めの病院で施術を受ける場合は、1万円を超えることも珍しくありません。予算組みの参考にしてください。


猫のマイクロチップ装着はなぜ必要?メリットとデメリットを徹底比較

6. 迷子猫の生還率が劇的にアップする理由とは?

猫が家から脱走してしまったとき、最も頼りになるのがマイクロチップです。なぜなら、チップの識別番号は世界に一つだけの身分証明になるからです。

保護された猫は、動物病院や保健所で専用のリーダーによってチップを読み取られます。その番号をデータベースに照会すれば、飼い主さんの連絡先が即座に判明します。

首輪と違って外れる心配がなく、半永久的に機能するため、この仕組みによって、迷子や逸走した猫が飼い主の元へ戻る「生還率」は格段に向上します。大切な家族を確実に取り戻すための、最も効果的な手段なのです。


7. 災害時に愛猫を守る!マイクロチップの最大の強み

近年、地震や水害などの大規模災害が多発しています。避難を余儀なくされた際、ペットとはぐれてしまうケースが後を絶ちません。

首輪や迷子札は、水に濡れたり、何かに引っかかったりして簡単に外れてしまいますが、体内に埋め込まれたマイクロチップは決して失われません。

災害発生後の混乱した状況下でも、保護施設などでチップを読み取ることができれば、猫と飼い主を確実に結びつけることができます。

マイクロチップは、まさに「最後の砦」として、予測不可能な事態から愛猫の命と安全を守る最大の強みを発揮します。


8. 飼い主が感じる心理的な不安:デメリットは本当にあるのか?

「体に異物を入れるなんてかわいそう」「健康に悪影響はないの?」という不安は、飼い主なら誰もが抱く心理的なデメリットでしょう。

しかし、マイクロチップは生体適合性の高い素材(ガラスなど)で覆われており、毒性や発がん性の心配はきわめて低いとされています。

また、装着時の痛みも、通常のワクチン注射より「やや太い」程度で、一瞬で終わる処置です。多くの猫は特に問題なく乗り越えられます。

真のデメリットは、引っ越しなどで情報が変わった際に「登録情報の更新を忘れてしまう」ことです。情報が古いままだと、いざという時に役に立たないので、この点だけは注意が必要です。


9. 「首輪と何が違う?」マイクロチップが最高の身元証明である理由

首輪や迷子札も身元証明として有効ですが、マイクロチップはそれらと比較して「最高」の身元証明と言えます。その理由は、チップが持つ「永続性」と「確実性」にあります。

首輪は、何かに引っかかって外れたり、劣化してちぎれたりするリスクがあります。また、悪意のある人に外されてしまう可能性も否定できません。

一方、マイクロチップは皮下に埋め込まれており、外れたり、紛失したりする心配がありません

一度装着すれば猫の生涯を通じて有効な、消えることのないIDとなるため、あらゆる状況下で猫の身元を保証する、最も信頼できるツールなのです。


10. 義務化の対象は?装着しない場合の罰則と影響

2022年6月1日から施行された改正動物愛護管理法により、猫のマイクロチップ装着・登録は義務化されました。

ただし、この「義務」の対象は、主にペットショップやブリーダーなどの販売業者です。

すでに家庭で飼われている猫(元々保護猫などでチップが未装着の場合)については、「努力義務」とされています。つまり、法律上の罰則が科せられるわけではありません。

しかし、前述した通り、チップは迷子や災害時の命綱です。罰則の有無に関わらず、愛猫を守るための必須の対策として捉え、積極的に装着を検討することが強く推奨されています。


まとめ:【徹底解説】猫のマイクロチップ装着費用はいくら?相場・登録料・補助金情報を網羅

本記事では、猫のマイクロチップ装着に関して、飼い主さんが抱える最大の関心事である「費用」と、それに伴う「安全性」「必要性」について詳しく解説してきました。

マイクロチップの装着費用は、安ければ3,000円台から、鎮静が必要な場合でも15,000円程度で収まることが分かりました。確かに自己負担となる費用ですが、この金額は、愛猫の命と安心を一生涯守るための「保険」と考えることができます。

装着によって得られるメリットは、費用を大きく上回ります。

  • 迷子時の生還率の劇的な向上:首輪のように外れることがなく、世界に一つのIDで確実に身元が特定できます。
  • 災害時の「最後の命綱」:予測不能な状況下でも、愛猫とはぐれてしまう最悪の事態を防ぎます。
  • 遺棄・虐待の抑止力:飼い主の責任を明確にし、動物福祉の向上に貢献します。

装着はわずかな痛みで一瞬で完了し、安全性についても生体適合性の素材が使用されているため、過度に心配する必要はありません。

費用を抑えたい場合は、オンラインでの登録手続きを選んだり、自治体の補助金制度がないかを事前に確認することが有効です。

愛猫を飼い主として迎え入れた責任として、万が一の事態に備えることは非常に重要です。費用を理解し、不安を解消した上で、ぜひ前向きにマイクロチップ装着を検討し、愛猫との安心できる生活を実現してください。

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